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[BOOKデータベースより]
啓蒙の極限たる最高の知的段階に達したかに見える文明が、なぜナチスという野蛮に転化したのか―。ホルクハイマーとアドルノの主著『啓蒙の弁証法』における複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、前史から後史に至るドイツ思想、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏えて、この難解な書物の全体像を解明する。
第1部 テクストを読む(啓蒙の概念―理性の自己省察を求めて;オデュッセウス論―主体性の原史と神話;ジュリエット論―自己保存原理と道徳;文化産業―文化と産業との相克;反ユダヤ主義の諸要素―同一化としての反ユダヤ主義、その原史;手記と草案―新たな弁証法的人間学へ)
[日販商品データベースより]第2部 コンテクストを読む(『啓蒙の弁証法』の思想史的位置と意味―その前史から後史へ;来たるべき啓蒙への問い―フランス現代思想と『啓蒙の弁証法』;『啓蒙の弁証法』から新自由主義批判へ―アメリカ批判理論の展開)
特別奇稿 ヴェーバーからアドルノへ―アメリカ体験をめぐって
訳者として今思うこと―アドルノの語り口のむずかしさと魅力をめぐって
なぜ人類は、真に人間的な状態に踏み入っていく代わりに、一種の新しい野蛮状態へ落ち込んでいくのか――。難解なことで知られるホルクハイマーとアドルノの代表作『啓蒙の弁証法』。この書物で展開される複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、その前史、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏まえて全体像を解明する。