- 風景へんろ
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2023年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784866415796
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年04月発売】
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[BOOKデータベースより]
絵は心が描いたものであり、風景は心に派生する思いの源泉である。本書はこうした見地から、風景写生を学びの友とする著者が過去半世紀に四国のへんろ道、またそこから繋がる世界の道で対峙した風景を追憶し、鳴門からサンクトペテルブルグへと広がった思いを八十八のテーマに集約し、読者を思考の泉として風景を愛でる楽しみへと誘ったものである。本書の「写生」という言葉には、現場での小さな素描、それを下絵として描いた習作、展示作として描いた水彩風景画が含められている。四国四県、国内各地の古今の情景。諸外国での写生。ターナーや石手寺の僧による素描。高野山学僧による霊場景観図。南方熊楠の曼荼羅概念図。国内外の古地図、絵図、想像画。これら数多の画像を、仏教にいう四転の思想に基づく四国四門の各道場に振り分けて、カナダの地理学家がその心の広がりを読者へ開いたのが、この一録である。
発心門 阿波の道場(境界を越える、鳴門海峡)(四国・道場(象徴地理的道場);憧憬(淡路島から見やった四国二時点) ほか)
修行門 土佐の道場(空海修行の地に立つ、室戸岬先端)(関所(甲浦);辺路(行基図) ほか)
菩提門 伊予の道場(浪漫の街、松山)(道半ば(観自在寺門前);トンネル(内海隧道大浜口) ほか)
涅槃門 讃岐の道場(結願所へ向かう、大窪寺近圏)(雲海(雲辺寺への登り坂で見た雲海);最短距離(神恵院本堂前から観音寺本堂を見る) ほか)