- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 保健室には魔女が必要
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784036492107
[BOOKデータベースより]
主人公は、中学校の保健室の先生にして魔女。自分が考案する「おまじない」を流通させ、もっとも定着させた魔女が選ばれる七魔女決定戦に参加している。きょうも魔女は、保健室にやってくる生徒たちの悩みをきき、それを解決する「おまじない」を授ける。6話からなる短編集。
[日販商品データベースより]主人公は、中学校の保健室の先生にして魔女。自分が考案する「おまじない」を流通させ、もっとも定着させた魔女が選ばれる七魔女決定戦に参加している。今日も魔女は、保健室にやってくる生徒たちの悩みをきき、それを解決する「おまじない」を授ける。悩みによりそう短編集。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
わたしは魔女だ。
保健室の先生でもある。
雄花市にある唯一の公立中学校で、二年前から働いている。
わたしが勤務している雄花第一中学校には、一年生が四十一人、二年生が六十人、三年生が五十二人、あわせて百五十三人の生徒が在学中だ。
どの子も素直で、礼儀正しくて、目に入れても痛くないほどにかわいい-−−わけがない。
保健室に通ってくる子たちは、基本的に一筋縄ではいかない子が多い。ひねくれ者だったり、ろくにあいさつもしない子だったり、なにが理由で保健室にきたのかすら伝えられない子もいる。もちろん、無防備で甘えん坊な子も少なくない。それでも、どこかさみしそうな顔をしているのだ。
そういう子たちは、なにかをだれかに話したいから保健室にくるのだろう、と考えて、わたしは根気よく、彼らの話をきく。
江口マリエの場合は、こんな話だった。(本文より)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 一億円もらったら
-
価格:770円(本体700円+税)
【2024年02月発売】
- めざめ
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年03月発売】
- 救い難き人
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年07月発売】
- 吹部! 第二楽章
-
価格:748円(本体680円+税)
【2020年06月発売】
- 人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2020年04月発売】