- 神経精神分析入門
-
深層神経心理学への招待
青土社
マーク・ソームズ カレン・カプラン・ソームズ 岸本寛史- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2022年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784791775217
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[BOOKデータベースより]
精神分析と神経科学の統合に向けられた基本書、待望の邦訳。フロイト流の古典的なメタ心理学的概念とA.R.ルリヤによる力動的神経心理学モデルを組み合わせ、局所的な脳病変をもつ患者の精神分析調査を行う。主観を尊重する精神分析と客観的アプローチを至上とする脳科学との統合を志す科学的方法を提示した画期の書。NAAP Gradiva Award for Best Book of the Year(科学部門)受賞。
第1部 基礎(神経科学における精神分析の歴史的起源;精神分析と力動的神経心理学の起源―ルリヤの業績;例―夢見の神経力動;神経科学における精神分析の未来―方法論的提案)
[日販商品データベースより]第2部 観察(ブローカ失語症例の精神分析的観察―正常な喪の過程;ウェルニッケ失語症例の精神分析的観察―穴の空いた意識;左頭頂葉損傷症例の精神分析的観察―世界が粉砕された男;右シルビウス裂周囲損傷五症例の精神分析的観察―喪の失敗;前頭葉腹内側部損傷四症例の精神分析的観察―「世界の終わり」)
第3部 統合(心的装置の神経解剖へ)
神経科学と精神分析の統合のために
フロイトは、1895年に執筆した「科学的心理学草稿」で、勃興しつつあった精神分析を当時の神経科学と結びつけようとした。しかし、神経細胞はまだ発見されたばかりで、フロイトは適切な知識がないために、その計画を断念せざるを得なかった。フロイトが必要としたデータがようやく入手できるようになるまで、私たちは何十年も待たなければならなかった。それから長い年月が経ち、現代の神経科学は、この2つの学問分野の相関関係の探求を再開させることができるようになった。本書はその神経科学と精神分析の統合の基本書となっている。NAAP Gradiva Award for Best Book of the Year 2000(科学部門)受賞。