- 芭蕉のあそび
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004319498
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 芭蕉・蕪村春夏秋冬を詠む 秋冬編
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2016年02月発売】
- 芭蕉・蕪村春夏秋冬を詠む 春夏編
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2015年09月発売】
- 六条院 源氏物語を織り返す
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年12月発売】
- 都市空間の文学
-
価格:880円(本体800円+税)
【2008年12月発売】
[BOOKデータベースより]
俳諧は“笑いの文学”である。俳諧師の芭蕉はいつも、言葉を自在にあやつって、仲間たちや読者たちを“笑い”でもてなそうとしていた。彼の発句の数々を取り上げ、当時人気の古典文学や謡曲をふまえたパロディを確認し、「しゃれ」「もじり」「なぞ」などの技法を分析して、“あそび”の視点から芭蕉俳諧の魅力を再発見する。
序章 いまこそ「芭蕉へ帰れ」―見失われた俳諧性
[日販商品データベースより]第1章 「しゃれ」―掛詞・付合語のあそび
第2章 パロディ―古典の世界にあそぶ
第3章 「もじり」から「なりきり」へ―謡曲であそぶ
第4章 「なぞ」―頭をひねらせるあそび
第5章 蛙はなぜ飛びこんだか―「古池」句のあそび
終章 「芭蕉」の未来
俳諧の本分は、たわむれ、滑稽にある。蕉風の確立のもとで、俳聖と称された芭蕉もまた、言葉の力によって、人びとに笑いをもたらすことに苦闘した俳諧師であった。青年期から晩年に至る様々な発句を読み解きながら、「しゃれ」「もじり」「なりきり」などの技法に込められた、芭蕉俳諧の〈あそび〉の精神とその魅力に迫る。