鯨と捕鯨の文化史 初版第４刷

名古屋大学出版会
森田勝昭　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2022年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784815811020

内容情報

[BOOKデータベースより]

毎日出版文化賞受賞。時代とともに次々と姿を変える鯨は、常に人間社会を映し出す鏡だった。近代捕鯨の誕生から現在の捕鯨問題まで、４００年にわたる歴史を解読し、東西の捕鯨文化を浮彫りにするとともに、自然と人間の関係を鋭く洞察。

第１章　鯨の「発見」―近代捕鯨の誕生
第２章　ヤンキー・ホエーラーズ
第３章　鯨組と鯨
第４章　鯨を書く、鯨を考える
第５章　鯨よ、あれがウラガの灯だ！―漂流民と捕鯨船
第６章　エビス神の死―近代化と鯨
第７章　鯨の意味論

[日販商品データベースより]

鯨は人間にとって重要な生活財であると同時に、その巨体はいつの時代にも人の心を魅了し、意味の産出を促す「文化的」存在でもあった。本書は、捕鯨活動400年の歴史を通じて、東西の捕鯨文化を浮彫りにするとともに、自然と人間の関係を鋭く問い直した力作である。