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[BOOKデータベースより]
テーマから俯瞰する俳句作品史。
桜―美しい桜はなぜ早く散るのか
[日販商品データベースより]花―人はなぜ花を愛でるのか
月―月に昇る子規の霊を見た虚子
雪―限りなく降る雪何をもたらすや
虫―一寸の虫にも五分の魂
鳥―鳥の姿は俳人の心の象徴である
動物―動物の命は俳人の命に通う
山水―海・山・河に何を見るのか
滝―名句・秀句は滝にあり
美―美しいとは何ごとぞ〔ほか〕
評論の本質とは作品の内容の評価である。定型・自由律、有季・無季、切れや取り合わせの有無等は秀句・佳句を保証しない。
秀句・佳句には大切なテーマが詠まれている。季語やキーワードもテーマとなりえるが、心のこもらない言葉の組み合わせではなく、どうしても詠みたいものがテーマとなる。例えば、風・水・光・祈り・神々・心・命・震災・戦争のように、季節を超えて詠みたい何かであり、ニューロンのように多くの言葉・イメージと脳と心の中で複雑に絡み合っている。
多くの優れた俳人がテーマをいかに詠んだかを知ることは、秀句・佳句を詠む参考となるであろう。