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- ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が
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カノア 鍬谷書店
アッバス・キアロスタミ アフマド=レザー・アフマディー 愛甲恵子- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2022年11月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784910029016
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カノア
鍬谷書店
アッバス・キアロスタミ アフマド=レザー・アフマディー 愛甲恵子
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[BOOKデータベースより]
夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の影。やがて迎えた朝、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶は―。イランを代表するふたりの作家が子どもたちへ贈る、美しく幻想的な再生の物語。映画監督アッバス・キアロスタミと、現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが共作した1970年刊行の絵本を本邦初訳。
[日販商品データベースより]イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが、ともに30歳のときに共作した幻の絵本、本邦初訳です!
「ぼく」は、兄へ宛てた手紙を書く。季節は夏から秋へと変わり、テラスに置いたままの手紙も色が変わってしまった。「ぼく」は季節のうつろいに驚き、その季節のひとつひとつを部屋へ取り込もう窓を作るが、灰色に塗った窓を春は素通りしていった。夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の暗い影、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶は、やがて迎えた朝に―。
詩的な言葉で少年の心理を幻想的に描写したアフマディーの物語に、作画を担当したキアロスタミは写真のコラージュに彩色を施して、そのイメージを見事に定着させました。ドキュメンタリーのような手法を駆使して、「ここにしかない今」を追求したキアロスタミの「一瞬」への執着を垣間見ることができる貴重な絵本でもあります。