連帯綾取り

博多と福岡を路面電車で繋いだ男たち

海鳥社
三浦隆之　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2022年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784866561271

内容情報

[BOOKデータベースより]

未だ近世の面影が残る福博の町を一新した路面電車の開通。渡辺与八郎と松永安左衛門という対照的な２人はいかにして人々の連帯を勝ち取り、一大事業を成し遂げたのか。彼らと交流があった祖父のこと、自身の思い出を支えながら、明治時代末期の“ビッグバン”を生き生きと描く。

第１章　安左衛門、立ち上がる
第２章　福博の歴史的風景
第３章　与八郎の都市開発スタート
第４章　福博の継ぎ目
第５章　新街区形成への布石
第６章　初期路線の決定
第７章　楊ケ池の相撲大会
第８章　福博電車の開通
第９章　博軌電車の開通
第１０章　新しい時代に向かって

[日販商品データベースより]

明治時代末期、城下町・福岡と商都・博多を繋げ、飛躍的な発展の礎となった路面電車。

この一大事業を率いたのが、渡辺与八郎と松永安左衛門。

個性も手法も対照的な二人が、いかにして人々の連帯を勝ち取り、福博の町を一新したのか。

彼らと交流があった祖父のこと、自身の思い出を交えながら、

明治末の「福博ビッグバン」を生き生きと描く。