[BOOKデータベースより]
京都は、女の街である。あの人もこの人も、みんな京都に住んでいた!酒井順子流新たな京都散策エッセイ&ガイド。カバー裏必見!便利な地図付き。
古代のお后達、アウェイとしての京都―光明皇后、高野新笠
神に仕えた皇女「斎王」達のドラマ―有智子内親王、選子内親王、済子女王
美女の信仰、美女への復讐―檀林皇后、小野小町
平安初期の悪と愛―藤原薬子、藤原高子、伊勢
『源氏物語』誕生の背景は―中宮彰子、紫式部
『枕草子』の裏にある悲劇―皇后定子、清少納言
受領の娘達は、なぜ書くのか―藤原道綱母、和泉式部、菅原孝標女
院政期に揺れる女人達―讃岐典侍、待賢門院璋子、美福門院得子
平安と現代、「伝染病が蔓延する世」を生きる
自粛の日々で知った「憧れる」想い〔ほか〕
京都に生きた女たちの足跡を酒井順子が辿る
「京都は女の街である」
京都に通い続けるエッセイスト・酒井順子による、全く新しい視点から切り取った京都エッセイ&ガイド。
女性の生き方、古典、旅、文学など幅広く執筆活動を行う著者が、小野小町、紫式部、清少納言、日野富子、淀君、大田垣蓮月、上村松園など歴史上の女性たち43人の足跡をたどる旅に出た。
「京都の中でも、京都らしさを最も濃厚に抱いている存在は、名所旧跡でも食べ物でもなく、京都の『人』なのではないかと私は思います。(中略)京都の都会人の中には、今も、平安以来続く都会人らしさのしずくが、滴り続けているのです。」(「はじめに」より)
京都に暮らした女性たちの生き様を知ることは、現代の京都の人々、そして京都の街を知ること。
この本を片手に歩いてみると、平安時代の遺構がそのまま残っているところもあれば、貴族の屋敷が今は児童公園になっていたりすることにも気づく。京都の通りを上ル下ルし、西へ東へと歩き回り、時代を行ったり来たりして、新たな旅の提案を教えてくれる。
この本を読むと京都の歴史や文学がぐっと身近になること間違いなし。
京都散策に便利な地図付きです。
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