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[BOOKデータベースより]
1 祈ること(「祈りの日」を思う;「祈りのこけし」物語 ほか)
[日販商品データベースより]2 信心と俗心(二つの「幾山河」;雪の日の決断 ほか)
3 信仰の場面―自分史を振り返りつつ(とある刑務所にて;月例勉強会での大きな疑問 ほか)
4 信仰の今昔(初期の障害;中世の苦慮 ほか)
5 信仰と科学(死生学と信仰;医療と信仰 ほか)
信仰の宿る心は、どのような様子なのか。本書はその風景を随筆風に描く。
信仰世界の風景は、ありがたくも甘美なものかもしれないし、また時には厳しく鋭いものかもしれない。またはあの世とこの世の双方に立脚しているかっこうかもしれない。
これは知識や教養の対象という問題ではなく、人としての精神生活の拡充の試みである。それは生活苦を何がしか軽減するかもしれず、他方現実的で具体的な利得があるとも言い切れない。ただ確かにいえることは、一生の時間を過ごすに当たり、別次元の視野を持ち、一層の高みと広い展望を提供してくれるだろうということである。
日本は宗教熱の盛んな国柄ではない。特に敗戦を経て、それ以前の宗教が国策に利用されていたことへの失望が、未だに大きく尾を引いている。しかしそれもようやく息切れとなり、各方面で経済だけではなく、精神生活の充実が求められる時代状況へと移行しつつある。本書は、その潮流に一石を投じる宗教論である。
【目 次】
はじめに
一、祈ること
(一) 「祈りの日」を思う
(二) 「祈りのこけし」物語
(三)三つの不思議な石像
(四)平時の祈りと有事の祈り
(五)叶わない祈り
二、信心と俗心
(一)二つの「幾山河」
(二)雪の日の決断
(三)大衆の信心
(四)名僧の信心
(五)入信、確信、極信
三、信仰の場面―自分史を振り返りつつ
(一)とある刑務所にて
(二)月例勉強会での大きな疑問
(三)信仰書出版の話とその落ち
(四)宗教信仰復興の法人設立
(五)マスジド(礼拝所)とお寺
(六) 「宗教人」はどこに?
四、信仰の今昔
(一)初期の障害
(二)中世の苦慮
(三)現代の挑戦
五、信仰と科学
(一)死生学と信仰
(二)医療と信仰
(三)信仰と身心変容
(四)信仰とスピリチュアリティ
(五)科学とイスラーム信仰
おわりに