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[BOOKデータベースより]
ディルタイ思想・理論・実践の源流。ディルタイは、自然科学の隆盛に抗して「精神科学」を樹立すべく、いかに構想し、悪戦苦闘したのか。その苦闘の歴史の源流と発展を究明し、現代的課題を論じる。
序章 ヴィルヘルム・ディルタイ―人物と作品(導入;自伝について ほか)
[日販商品データベースより]第1章 精神科学的教育学とディルタイ(精神科学的教育学の思想史;ディルタイ教育学の現代的評価―本章のまとめ)
第2章 ミシェル・ヴィンクラーによるディルタイと精神科学的教育学の基礎づけ(精神科学プログラム―近代の反省;科学的教育学の可能性について ほか)
第3章 ウルリヒ・ヘルマンによるヴィルヘルム・ディルタイの教育学―教育学におけるディルタイ研究の諸前提と状況(教育学の歴史におけるヴィルヘルム・ディルタイ教育学の意義とその現代的問題;ディルタイ研究の文献状況と諸前提 ほか)
結章 ディルタイと現代―ディルタイ思想の影響=作用・その現代性(ディルタイ思想と現代ドイツ教育学の今日的状況;結語 ディルタイと教育学を結ぶもの―人間陶冶=人間形成論)
ドイツ教育学において重要な位置を占める哲学者ヴィルヘルム・ディルタイの思想について、その展開と現代的意義を詳細に論じる。
ドイツの哲学者ヴィルヘルム・ディルタイの思想は、神学・精神科学・教育学・心理学と多岐にわたる。本書では彼の教育学に関する思想について、M・ヴィンクラーやU・ヘルマンらの論考をもとに重層的に検討を行い、ディルタイの思想・理論・実践における「生」(Leben)をキーワードとする、彼の教育学の現代的展望を考察する。