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[BOOKデータベースより]
個人の解放とは何か。西洋社会思想史を“私人”と個体の同一性と相克を基軸に解読する初めての試み。
第1章 ホッブズ“私人”の発見
[日販商品データベースより]第2章 ロック“私人”概念の展開
第3章 ルソー 反“私人”的社会契約論
第4章 スミス“私人”概念の完成
第5章 カント 市民社会論の私法的構成
第6章 ヘーゲル“私人”論の転換
第7章 マルクス“私人”の終焉
第8章 ハイエク“私人”の復権
第9章 “私人”の現在
終章 近代の“私人”的構成を超えて
西洋社会思想史を<私人>と個体の同一性から相克への発展として解読し、個体の全面開花によって<私人>の排他性を止揚する回路を開き、これによって将来社会を創造する実践に寄与しようとする思想史分析は、従来ほとんど注目されてこなかった。長い研究史の中において、いまだ未発見の隠された尾根道を辿り、その個体概念の足跡を内在的な展開として論証することが本書の課題。