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[BOOKデータベースより]
翻訳者・福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。幕末〜明治初年、福沢諭吉が西洋の近代知を自家薬籠中の物とする過程を丹念に辿る。
第1章 人種観―S.A.ミッチェル問題
[日販商品データベースより]第2章 人間観―権利、義務、労働
第3章 中産層育成構想
第4章 民権認識と初期思想―『学者安心論』を中心に
第5章 自然権主義と経験主義の受容―「公理」と「功利」問題
第6章 西洋思想受容の方法論―「分限」
▼翻訳者としての福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。
幕末〜明治初年、福沢諭吉が読み込んだ西洋の書籍と、それを翻訳・翻案して刊行した書籍の文章とを丹念に検討し、そこにあらわれる翻訳思想、西洋の近代的概念の受容・変容過程を読み解く。
※著者名の「テユン」は、「兌〓」です。