- ドレスデン爆撃1945
-
空襲の惨禍から都市の再生まで
- 価格
- 4,730円(本体4,300円+税)
- 発行年月
- 2022年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560094464
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価格:1,078円(本体980円+税)
【2023年06月発売】
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空襲の惨禍から都市の再生まで
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【2023年06月発売】
[BOOKデータベースより]
広島・長崎と同様に語り継がれる蛮行の象徴。一九四五年二月一三‐一四日、「エルベ河畔のフィレンツェ」ドレスデンは英米軍の爆撃で灰燼に帰した。普通の人々の体験と見聞をもとに、英国の歴史家が都市の破壊と再生を物語る。口絵写真24頁、地図3点収録。
序文 時間の中の都市
[日販商品データベースより]第1部 迫り来る猛火(爆撃当日以前;大管区指導者の森で;理性の衰微;芸術と頽廃;硝子の男と物理学者;「いわば小ロンドン」;終末の科学;大気の適切な状態;肢体を洗い落とす;悪魔は休息しない)
第2部 恐怖の夜(暗黒の日;空襲警報発令五分前;奈落の底へ;影と光;午後一〇時三分;燃える瞳;真夜中;第二波;死者の中から;第三波)
第3部 余波(死者と夢見る人々;輝く墓;テロの意味;死者の音楽;反動;「スターリン様式」;美と記憶)
広島・長崎と同様に語り継がれる悲劇
ドイツ東部の都市ドレスデンは「エルベ河畔のフィレンツェ」と呼ばれ、豊かな歴史と文化、自然に恵まれ、教会や古都の街並み、陶磁器や音楽で知られていた。しかし1945年2月13日〜14日、軍事施設がないにもかかわらず、英米軍から三度も無差別爆撃され、焼夷弾の空襲火災によって灰燼に帰し、25000人の市民が殺害された。本書は、英国の歴史ノンフィクション作家が、市井の人々の体験と見聞をもとに、ドレスデンの壊滅と再生を物語る歴史書だ。
「ドレスデン爆撃」については、広島・長崎と同様に「戦争の悲劇」の象徴として長く語り継がれ、さまざまな研究がなされてきた。本書はそのような蓄積をもとに、個人と家族の物語に焦点を当てつつ、空襲以前から、三波にわたる空襲の恐怖と火災の脅威、戦後の混乱と東独時代、現在の復興までを詳細に叙述している。独英米の当事者の多様な証言、日記、手紙など新史料を駆使して肉声を再現し、都市の多難な歩みを克明に描いている。
「耳を傾けてもらえるのを待っている大勢の声がある。その多くが初めて聞かれるものである」。ウクライナが戦火に見舞われている今、本書には耳を傾けるべき声が満ちている。