- 現代物流産業論
-
流通経済大学出版会
林克彦
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2022年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784947553928

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[BOOKデータベースより]
労働力不足、コロナ禍で深まる物流危機、物流産業の構造変化とプラットフォーム革新を解説。物流危機が迫るなかロジスティクス革新が進んでいる。物流企業によるプラットフォーム・サービス、宅配便企業やネット通販企業によるプラットフォーム構築、メガキャリアやインテグレーターによるグローバルロジスティクスサービス等の革新を、プラットフォームの視点から詳説する。
第1章 物流産業組織の革新
[日販商品データベースより]第2章 トラック運送事業における労働力不足と労働生産性
第3章 物流産業におけるプラットフォーム革新
第4章 宅配危機における宅配便の革新
第5章 ネット通販事業者のロジスティクス革新
第6章 アマゾンのLPF戦略
第7章 コロナ下における米国小売業者のロジスティクス展開
第8章 コンテナ物流事業の構造変化―メガキャリアとメガフォワーダーによる市場再編
第9章 航空貨物輸送事業の構造変化―航空会社、フォワーダー、インテグレーターの競争・補完
第10章 持続可能なロジスティクスを目指して
現代の物流産業は、労働力不足の深刻化にコロナ禍が重なるなど、厳しい環境に置かれている。物流危機を打破するため革新(イノベーション)が求められており、なかでもロジスティクスプラットフォーム(LPF)への関心が高まっている。国内物流についてみると、徐々に市場集中が進むなか業態化した物流企業がサプライフェーンLPFや産業LPFの構築を進めている。急成長が続くネット通販物流では、宅配便企業が小型貨物に特化したLPFを構築する一方、ネット通販企業もプラットフォーム戦略のもとLPFに投資を続けている。国際物流では、LPFの先駆けとなるコンテナリゼーションが浸透し、フォワーダーとキャリアの機能を統合したインテグレーターが躍進している。コロナ禍で国際物流の大混乱が続くなか、メガキャリア、メガフォワーダー、インテグレーターによる市場再編が続いている。本書は、プラットフォームの視点から、このような物流企業の動向を詳説し、物流産業の構造変化を分析している。物流危機、さらに気候変動問題へ対応するうえでも、LPF革新の推進が重要なことを主張している。