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[BOOKデータベースより]
「自由・平等・友愛」を掲げる共和国の原点であるフランス革命。スタール夫人、シャトーブリアン、バルザック、ユゴーからアナトール・フランス、ロマン・ロラン、シャンタル・トマまで、同時代から21世紀にいたる作家たちは大革命をどのように眼差し、描いてきたのか。
第1章 スタール夫人はなぜ、ナポレオンの怒りを買ったのか―スタール夫人『デルフィーヌ』『コリンヌ』
[日販商品データベースより]第2章 社会革命の一画期、巨人の時代としてのフランス革命―シャトーブリアン『墓の彼方からの回想』
第3章 光と影のあざやかな演出―バルザック『暗黒事件』
第4章 今こそ、人道主義―ヴィクトール・ユゴー『九十三年』
第5章 ドレフュス派作家の反革命小説か?―アナトール・フランス『神々は渇く』
第6章 フランス革命の一大叙事詩劇―ロマン・ロラン『フランス革命劇』
第7章 マリー=アントワネット像と歴史小説の魅力―シャンタル・トマ『王妃に別れをつげて』
終章 「フランス革命と文学」瞥見
想像の源泉か?歴史観の表明か?
フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。
取り上げるのは、革命を経験したナポレオンとほぼ同世代のスタール夫人(村田)とシャトーブリアン(小野)、「ブリュメール18日」のクーデタの直後に生まれナポレオン帝政期と復古王政期に人となったバルザック(柏木)とユゴー(西永)、そしてドレフュス事件と第一次大戦のあいだの1912年に「恐怖政治」を扱った小説を出版したアナトール・フランス(三浦)、その一回り下の世代で、ドレフュス事件から両大戦間の人民戦線期にかけて「フランス革命劇」連作八篇を書いたロマン・ロラン(アヴォカ)、最後に我々と同時代人で、マリー=アントワネットを主人公にヴェルサイユ最後の3日間を描いたシャンタル・トマ(関谷)。
約200年に渡って強烈な個性と才能が考え抜いてきた「革命像」が、いまここに広がる。