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風景との対話、自己との対話
草思社 ダヴィッド・ル・ブルトン 広野和美
点
人間は今や、座ったまま退屈している。歩き旅をこよなく愛するフランスの社会学者が、「歩く愉悦」を多角的に考察した滋味あふれる一冊!―「歩くこと」「旅すること」の可能性をさまざまに深掘りした思索の書!
さあ、行こう空想のルートリズム歩く人類自分の道を描く厄介なことコンポステーラへの巡礼路素晴らしい散策風景は生きている孤独と同行者孤立している若者のために癒やしのために歩く帰路のメランコリー
希望に満ちた風が小径に吹く風を先導する。来たるべきさまざまな出来事、さまざまな発見、制約のない時間を想像するだけで幸せに満たされる。旅は出発するずっと前から、はじまっている――。フランスの社会学者が、〈歩いて移動する〉という行為と、そこから生まれる幸福感について味わい深い文章でつづった一冊。「歩くこと」「旅すること」について書かれた古今東西の名著からも引用しつつ、歩き旅の歴史的・文化的な背景についても考察する。日常から少しだけ離れることで生まれる多彩な視点に気づかされる思索の書!(本書より)《ルソーは、その著書『エミール』で旅について言及し、そのことをうまく表現している。「わたしたちは、都合のいいときに出発する。好きなときに足を休める。うんと歩きたいと思えばうんと歩くし、そう歩きたくなければすこししか歩かない。わたしたちはその土地のすべてを観察する。右へ曲がったり、左へ曲がったりする。わたしたちの心をひくあらゆるものをしらべてみる。どこでも見晴らしのいいところには足をとめる 」これこそが、歩き旅の大切な哲学であり、その人その人にふさわしい大自然の中での歩き方だ。「私は、歩いている間は永遠の日曜日のように感じていた」と、ドイツの小説家であるヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフは書いている。旅人にとって、明日はつねに別の日で、今日こそが貴重な日なのだ。》《フランスの旅行作家、シルヴィアン・テッソンは 黒い道≠歩きながら、母親の命をよみがえらせる。……「母のことを思い出していると、突然、母の姿が浮かび上がり、僕をエスコートしてくれた。なぜ亡くなった者の思い出は、風に揺れる木の枝や丘の尾根の連なりのような何でもない光景と結びついているのだろう?」道を歩きながら抱くはかない幸福感は、かつて大切だったけれども今はこの世にいない親しい者たちの振る舞い、微笑み、笑顔を思い出させる。道歩きは過去をよみがえらせ、自分の生き方を考え直させ、人生のさまざまな瞬間に自分のそばにいてくれた人たちのことを思い出させる。》
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二瓶康子
価格:1,320円(本体1,200円+税)
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【2025年06月発売】
1位
又吉直樹
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
人間は今や、座ったまま退屈している。歩き旅をこよなく愛するフランスの社会学者が、「歩く愉悦」を多角的に考察した滋味あふれる一冊!―「歩くこと」「旅すること」の可能性をさまざまに深掘りした思索の書!
さあ、行こう
[日販商品データベースより]空想のルート
リズム
歩く人類
自分の道を描く
厄介なこと
コンポステーラへの巡礼路
素晴らしい散策
風景は生きている
孤独と同行者
孤立している若者のために
癒やしのために歩く
帰路のメランコリー
希望に満ちた風が小径に吹く風を先導する。
来たるべきさまざまな出来事、さまざまな発見、
制約のない時間を想像するだけで幸せに満たされる。
旅は出発するずっと前から、はじまっている――。
フランスの社会学者が、〈歩いて移動する〉という行為と、
そこから生まれる幸福感について味わい深い文章でつづった一冊。
「歩くこと」「旅すること」について書かれた古今東西の名著からも引用しつつ、
歩き旅の歴史的・文化的な背景についても考察する。
日常から少しだけ離れることで生まれる多彩な視点に気づかされる思索の書!
(本書より)
《ルソーは、その著書『エミール』で旅について言及し、そのことをうまく表現している。
「わたしたちは、都合のいいときに出発する。好きなときに足を休める。うんと歩きたいと思えばうんと歩くし、そう歩きたくなければすこししか歩かない。わたしたちはその土地のすべてを観察する。右へ曲がったり、左へ曲がったりする。わたしたちの心をひくあらゆるものをしらべてみる。どこでも見晴らしのいいところには足をとめる 」
これこそが、歩き旅の大切な哲学であり、その人その人にふさわしい大自然の中での歩き方だ。「私は、歩いている間は永遠の日曜日のように感じていた」と、ドイツの小説家であるヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフは書いている。旅人にとって、明日はつねに別の日で、今日こそが貴重な日なのだ。》
《フランスの旅行作家、シルヴィアン・テッソンは 黒い道≠歩きながら、母親の命をよみがえらせる。……「母のことを思い出していると、突然、母の姿が浮かび上がり、僕をエスコートしてくれた。なぜ亡くなった者の思い出は、風に揺れる木の枝や丘の尾根の連なりのような何でもない光景と結びついているのだろう?」
道を歩きながら抱くはかない幸福感は、かつて大切だったけれども今はこの世にいない親しい者たちの振る舞い、微笑み、笑顔を思い出させる。道歩きは過去をよみがえらせ、自分の生き方を考え直させ、人生のさまざまな瞬間に自分のそばにいてくれた人たちのことを思い出させる。》