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[BOOKデータベースより]
何が起こっているのか、そして、それにどう関わるべきなのか問うために。現場から状況に即した思考を積み上げ、開かれた議論の契機を拓く。
無責任な大学改革を越えて―なぜ準備不足のまま計画通り進むのか
[日販商品データベースより]大学「国際化」の二面性―留学生移動と教育における言語に注目して
教育測定学からみた大学入試制度改革―「再改革」に向けた予備的考察
これからの人文・社会科学の研究評価を考えるために―変化する研究環境と学術の幅広いインパクトの視点
若手研究者問題としての「新しい専門職」―誰がそれを担い、どのような困難に直面しているか
科学コミュニケーション教育のあり方を考える―多様化する大学院教育の使命
羽田貴史:インタビュー 「改革」論議から高等教育研究へ
参加型パラダイムは学生の自由を促進するか?―放任が自由を奪う時代に自由を設計するために
教育改革とライティング教育―アメリカのライティング教育史からの視点
嫌われものを授業に取り込む―英日翻訳ウィキペディアン養成セミナープロジェクト
課題解決とソーシャルアクション―プロジェクト型授業における「お題」について考える
吉田文:インタビュー前編 教養教育の現在―危機のなかで
吉田文:インタビュー後編 大学はどう変わるか―これからの議論に向けて
混乱のなかで、よりよき未来を掴むために、
今、考えるべきことは何か。
何が起こっているのか、そして、それにどう関わるべきなのか問うために。状況に即した思考を積み上げ、開かれた議論の契機を拓く、大学改革の現場からの、現場のための大学論。
本書の編集の過程で,筆者が本題または副題へ入れるようお願いをした言葉が「現場」であった。大学に限らず個人的,社会的な実践が行われるさまざまな「現場」において,そのときそこで生じていたこと,感じられていたこと,考えられていたことを書き留めることは難しい。たいていの場合において実践そのものに注力するべきであって,それをわざわざ記録する余裕はない。しかし,あるべき像が大所高所から提示されることと同時に,「現場」の状況に即して思考を少しずつ積み上げていくことも必要である。国民国家の成立よりもはるかに古い時代から存在している,人びとが集まって真理の探究を進める大学について,その長い歴史の経緯を丁寧に踏まえた理想のあり方と「いまここ」での現実に対して考えられていることがらの両者を同時に検討するのである。(「あとがき」より)
執筆者紹介(五十音順,*は編者)
井上義和(いのうえ よしかず)
帝京大学共通教育センター教授
担当:第6章
笠木雅史(かさき まさし)
広島大学人間社会科学研究科・総合科学部准教授
担当:第7章
北村紗衣(きたむら さえ)
武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授
担当:第8章
崎山直樹*(さきやま なおき)
千葉大学大学院国際学術研究院准教授
担当:まえがき・序章・インタビュー
標葉靖子(しねは せいこ)
実践女子大学人間社会学部准教授
担当:第5章
標葉隆馬(しねは りゅうま)
大阪大学社会技術共創研究センター准教授
担当:第3章
嶋内佐絵(しまうち さえ)
東京都立大学国際センター准教授
担当:第1章
成瀬尚志(なるせ たかし)
大阪成蹊大学経営学部准教授
担当:第9章
二宮 祐*(にのみや ゆう)
群馬大学学術研究院(主担当 大学教育・学生支援機構教育改革推進室) 准教授
担当:第4章・インタビュー・あとがき
羽田貴史(はた たかし)
広島大学名誉教授・東北大学名誉教授
担当:インタビュー
光永悠彦(みつなが はるひこ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授
担当:第2章
吉田 文(よしだ あや)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授
担当:インタビュー
渡邉浩一*(わたなべ こういち)
福井県立大学学術教養センター准教授
担当:インタビュー