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「神さま、どうぞおたすけください」王さまの乱暴に苦しんだ人々は、天の神さまに毎日いのりました。すると…大迫力の名作を復刊!インドでもっとも愛される神の化身の物語。
[日販商品データベースより]王様の圧政と乱暴に苦しめられた人々は、毎日天の神ヴィシュヌに祈りました。すると、人々の願いを聞き届けたヴィシュヌ神は、化身となって地上に生れ落ち――。神話の宝庫インドで、もっとも愛される神の化身、クリシュナの物語。やんちゃな少年から、娘たちをとりこにする美しい青年に成長したクリシュナ。山を持ち上げ傘のようにさして村を大雨と洪水から救ったり…。そしていよいよ、悪逆非道のカンサ王との対決の日を迎えます。
インドの神話ということで、その独自性にちょっと入っていきづらい内容ではあります。
カンサ王の悪政を止めさせるために、神がつかわした子どもクリシュナは、18歳の若者になって、やっと目的を達成させるのですが、その間のカンサ王の悪行を考えると、手放して喜べるお話ではないような気がしました。
クリシュナが生まれ、成長するまでの逸話が、カンサ王との攻防とは別の流れになっていて、不思議にも思いました。
理屈で考えてはいけないのが神話ですね。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】