- ちいさなハチドリのちいさないってき
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784909809384
[BOOKデータベースより]
大きなカミナリが落ちて動物たちの住む大切な森が大きな火事になりました。何かが飛んでいます。小さなハチドリが小さなクチバシで水を一滴、一滴運んで火事を消そうとしていたのです。小さな一滴は…。「ちいさなちから」だって「おおきなちから」にむかっていけるのです。1995年以来ニューヨーク近代美術館(MoMA)のホリデーカードをデザインするウノサワケイスケ初めての絵本はアフリカ、中南米などに伝わるお話です。
[日販商品データベースより]古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。
世界で活躍するウノサワケイスケの初めての絵本となります。
JPIC 第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」「読者賞」2位受賞。
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【2022年10月発売】
とってもアートな絵本です。
シンプルでカラフルで、デザインが研ぎ澄まされているので、
メッセージがストレートに突き刺さってきました。
いったい自慢話に明け暮れている動物たちは何をしていたのでしょう。
でも、わずかな水でけんめいに山火事を消そうとしている、小さなハチドリの行動を軽んじていた彼らを、たった一言が変えてくれたのです。
「僕は今、自分ができることをしているのさ」
なんと感動的で、素敵な言葉ではありませんか。
それは、自分ができることをしようとしない人間があまりにも多いことへの、痛烈な揶揄に違いありません。
動物たちは、自分の怠慢に気づいて、自らも行動し始めました。
ならば人間だってできるはずだと、暗に言われているような気がしました。
山火事は消えました。
ひょっとしたら、途中で降ってきた雨のおかげかも知れません、という言葉も素晴らしいと思いました。
自分たちの力で火が消えたのだという自慢話よりも、それぞれに今自分のできることを探すようになったという自己変革こそが、この絵本のメッセージなのですから。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】