- 負け戦でござる。
-
北九州豊前国敗者列伝
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784910038520
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[BOOKデータベースより]
藤原広嗣―天然痘ウイルスに翻弄され左遷の地で反乱を起こした不比等の孫
[日販商品データベースより]平清経―源氏との戦を待たずにフライング入水した平家の公達
杉重良―かつての領地・豊前国に戻って主君・毛利輝元に反旗を掲げた旧松山城主
宇都宮鎮房―豊臣秀吉の「転勤命令」を拒んだため黒田長政に謀殺された「根生い」の武士
後藤又兵衛―主君・黒田長政との確執で出奔 流浪の末に大坂の陣で討ち死にした猛将
毛利勝永―関ケ原の戦いに敗れて小倉城を追われ大坂の陣では徳川家康を追い詰めた勇将
細川興秋―父・忠興に反抗して大坂の陣に参戦するも逃亡の末に父の命で切腹させられた若君
佐々木小次郎―宮本武蔵に敗れたという以外すべてが謎に包まれた剣士
犬甘兵庫―曽根干拓プロジェクトを推進しながら歌舞伎の世界で悪役となった小倉藩家老
小宮民部―小倉城を焼いたことだけが喧伝される苦難続きの幕末小倉藩を支えた家老〔ほか〕
豊前国はその歴史の中で、数多の敗者を生み出してきた。そのほとんどが、歴史の闇に埋もれかけている名も無き人物たち。本書で紹介する12人の敗者たちの負け方は一様ではない。華々しく散った者もいれば、無様な最期を遂げた者もいる。豊前国で生まれた者、死んだ者、豊前国を通過した者。12の物語は時代を超えて繋がり、豊前国史の実相が浮かび上がる。
【第一話 藤原広嗣】天然痘ウイルスに翻弄され、左遷の地で反乱を起こした不比等の孫。
【第二話 平 清経】源氏との戦を待たずに、フライング入水した平家の公達。
【第三話 杉 重良】かつての領地・豊前国に戻って、主君・毛利輝元に反旗を掲げた旧松山城主。
【第四話 宇都宮鎮房】豊臣秀吉の「転勤命令」を拒んだため、黒田長政に謀殺された「根生い」の武士。
【第五話 後藤又兵衛】主君・黒田長政との確執で出奔、流浪の末に大坂の陣で討ち死にした猛将。
【第六話 毛利勝永】関ヶ原の戦いに敗れて小倉城を追われ、大坂の陣では徳川家康を追い詰めた勇将。
【第七話 細川興秋】父・忠興に反抗して大坂の陣に参戦するも、逃亡の末に父の命で切腹させられた若君。
【第八話 佐々木小次郎】宮本武蔵に敗れたという以外、すべてが謎に包まれた剣士。
【第九話 犬甘兵庫】曽根干拓プロジェクトを推進しながら、歌舞伎の世界で悪役となった小倉藩家老。
【第十話 小宮民部】小倉城を焼いたことだけが喧伝される、苦難続きの幕末小倉藩を支えた家老。
【第十一話 郡 長正】父が斬首されたうえに姓も奪われ、留学先の豊津で切腹した旧会津藩士。
【第十二話 杉生十郎】旧秋月藩士と萩をめざす約束をするも、軟禁されて断念した旧豊津藩士。