- 老年看護
-
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784805884355
[BOOKデータベースより]
臨床判断ができる!!個別性が高い高齢者へのアセスメント力を高めるために、アセスメントのアウトラインや具体的な方法、ポイントを解説。さまざまな場面の特徴的な事例で、具体的な看護も学べる。
第1部 総論(高齢者看護におけるアセスメント;情報の集め方;情報の解釈、意味づけ;看護実践の振り返り・評価を通した再アセスメント)
第2部 各論(老化をみる、老化に気づく、老化のもたらす影響に気づく;病気をみる、病的な状態・機能低下に気づく;その人を知る、その人のニーズに気づく、その人の可能性に気づく;病気をもったその人の現在と今後を捉える;環境がその人に与える影響を捉える)
第3部 事例から理解する気づきとアセスメント(在宅で長期に療養している高齢者の変化に気づき、治療につなげた事例;入院時のアセスメントにより予防策が功を奏した事例;認知症をもち別の疾患の治療のため入院している高齢患者の訴えの原因を発見した事例;外来に通院する高齢患者の変化を発見した事例 ほか)
【高齢者のアセスメントは難しい…】
老年看護の分野では、たびたび「アセスメントが難しい」との言葉が聞かれます。
確かに高齢者への看護では、考える範囲が広く、必要な情報も多くなります。しかも、その情報も簡単には得られません。
また、問題解決技法や医学的観点のみではうまくいかず、哲学的・社会学的な観点も必要です。そして、多職種のチームで情報を集め、知恵を集めてアセスメントし、その高齢者の生活と生命の質の改善へ働きかけていくことになります。そのなかで、看護職が具体的にどのようにアプローチできるかを示す必要もあります。
【事例でイメージしながらアセスメントにつなぐ】
本書では、<かかわる期間が長い><個別性が高い」>といった高齢者の特徴、また高齢者の心身の特徴などを踏まえ、「難しい」といわれる高齢者のアセスメントの基本や具体的な方法、ポイントを、イラストや事例でわかりやすく解説しました。
特徴的な事例を豊富に収載していますので、実践場面がイメージできると思います。
【トレーニングで苦手意識を克服できる!】
また、「気づくためのトレーニング」として、高齢者へのアセスメント力を高めるための学び方を解説しており、老年看護に苦手意識がある人にも役立てていただけます。
看護学校での演習授業や、大学院生や看護師の方々向けの研修方法の参考にもしていただけるかと思います。ぜひ、本書を活用してみてください。
【主な目次】
第1部 総論
1 高齢者看護におけるアセスメント
2 情報の集め方
3 情報の解釈、意味づけ
4 看護実践の振り返り・評価を通した再アセスメント
第2部 各論
1 老化をみる、老化に気づく、老化のもたらす影響に気づく
視力、見え方/聴力、聞こえ方/運動能力、動き方/留意点/気づくためのトレーニング
2 病気をみる、病的な状態・機能低下に気づく
3 その人を知る、その人のニーズに気づく、その人の可能性に気づく
4 病気をもったその人の現在と今後を捉える
5 環境がその人に与える影響を捉える
第3部 事例から理解する気づきとアセスメント
1 在宅で長期に療養している高齢者の変化に気づき、治療につなげた事例
2 入院時のアセスメントにより予防策が功を奏した事例
3 認知症をもち別の疾患の治療のため入院している高齢患者の訴えの原因を発見した事例
4 外来に通院する高齢患者の変化を発見した事例
5 問題患者と捉えられていた高齢患者のニーズを理解したことで、問題が問題でなくなった事例
6 重度認知症をもち寝たきり状態の高齢者で、治療選択後、家族が葛藤した事例
7 意思の表出が難しい認知症高齢者の退院後の生活の望みを聞き、多職種でマネジメントした事例
8 在宅での生活をよく聞いたことで、発症の原因を予測でき、退院指導にいかした事例
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