- 沖縄のことを聞かせてください
-
双葉社
宮沢和史
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784575317145

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[BOOKデータベースより]
沖縄戦の生存者の証言を聞き島の悲しみを初めて知った音楽家が、「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」そう迷いながらも世に問うた「島唄」。多くの称賛と批判を浴びたこの曲を歌い続け沖縄を学び続ける彼のエッセイ、そしてそれぞれの場所で「沖縄」を生きる二十代から九十代までの人々との対談。“復帰”五十年。それぞれの生を形作ってきた「なかったこと」になり得ない時間、そして島々の基層に流れる記憶の水脈に耳をすまし、「沖縄」を共に語るこの先の言葉を探す。
1 沖縄の「水脈」
[日販商品データベースより]2 「沖縄を歌う言葉」と出会った日
3 沖縄を知ろうともしなかった僕たちへ
4 「あんたの音楽こそ帝国主義じゃないのか」
5 歌に導かれて人と出会ってきた
対話1 語られなかった個人史がある
対話2 次の回路を探す「ヤマトと沖縄」
対話3 声なき声を聞き、土地の物語を紡ぐ
対話4 記憶を手渡す、記憶を受け継ぐ
この島で流れた涙と、この先も流れる歌のために。
「島唄」の三十年、沖縄を生きる十人との対話。
「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」
音楽家・宮沢和史が沖縄戦の生存者から聞いた話に衝撃を受け、迷いながらも制作・発表した「島唄」。空前のヒットとなったこの歌は、沖縄の景色と宮沢自身の運命を大きく変えていくことになった。
それから30年、「自分はどんな顔をしてこの歌を歌い、沖縄を語っているのだろう」−−その葛藤を抱えながらも沖縄の島々のことを真摯に学び関わり続けた歳月と、音楽家として計り知れない影響を受けたその歴史や文化への思いを今こそ綴る。
また、「自分の目からは見えない沖縄の姿について話を聞き、沖縄のこれまでとこれからを考えたい」と、20代〓90代まで、それぞれの場所で「沖縄」を生きる10人との対談を収録。
日本“復帰”から50年という節目に「沖縄を語る、この先の言葉」を探す、宮沢と沖縄の対話の書。
[エッセイ]
沖縄の「水脈」
「沖縄を歌う言葉」と出会った日
沖縄を知ろうともしなかった僕たちへ
「あんたの音楽こそ帝国主義じゃないのか」
歌に導かれて人と出会ってきた
沖縄民謡への恩返しをしたい
「自分のいなくなった後の世界」を信じて ほか
[対談] ※収録順
具志堅用高(元ボクシング世界王者)
山城知佳子(現代美術家)
大工哲弘(八重山民謡歌手)
又吉直樹(お笑い芸人、作家)
中江裕司(映画監督)
野田隆司(桜坂劇場プロデューサー)
島袋淑子(元ひめゆり学徒隊員・ひめゆり平和祈念資料館前館長)
普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館館長)
平田大一(演出家)
西由良(「あなたの沖縄 コラムプロジェクト」主宰)
ブックデザイン:加藤賢策・守谷めぐみ(LABORATORIES)
表紙写真:野村恵子