- うつくしが丘の不幸の家
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488803025
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[BOOKデータベースより]
海を見下ろす住宅地に建つ、築21年の三階建て一軒家を購入した美保理と譲。一階を美容室に改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。だが開店二日前、近隣住民から、ここが「不幸の家」と呼ばれていると聞いてしまう。―それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった。「不幸の家」に居場所を求めた、五つの家族の物語。本屋大賞受賞作家が贈る、心温まる傑作小説。
[日販商品データベースより]それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった。
人生の喜びも悲しみもすべて包み込む、
本屋大賞受賞作家が贈る傑作家族小説。
海を見下ろす住宅地『うつくしが丘』に建つ、築25年の三階建て一軒家を購入した美保理と譲。一階を念願の美容室に改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。だが開店二日前、偶然通りがかった住民から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまい……。わたしが不幸かどうかを決めるのは、家でも他人でもない。わたしたち、この家で暮らして本当によかった──。「不幸の家」で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族の物語。本屋大賞受賞作家による、心温まる傑作小説。解説=瀧井朝世
■目次
第一章 おわりの家――美容室開業に選んだ家を「不幸の家」と言われた女性。
第二章 ままごとの家――不仲の夫、家でした娘、反抗的な息子、迷える妻。
第三章 さなぎの家――男に騙された女性と、幼い娘を抱えたシングルマザー。
第四章 夢喰いの家――不妊治療がうまくいかず、離婚届を書いた年の差夫婦。
第五章 しあわせの家――恋人が置いていった子供と、かつて父に捨てられた私。
エピローグ