戦史における小失敗の研究

光人社ＮＦ文庫　ノンフィクション　みー１２６１

潮書房光人新社
三野正洋　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2022年05月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784769832614

内容情報

[BOOKデータベースより]

最高水準の技量を持ちながら凋落を免れなかった日本海軍航空部隊、クルスク戦で、待ちかまえる堅陣へ無理攻めをしたドイツ軍、楽観に次ぐ楽観で情勢判断を誤った、ベトナム戦争におけるアメリカ軍など、数々の戦争、戦闘を検証する。それぞれの戦況、状況、結果から得られる教訓を読み解き、分かりやすく解説。

なぜ最強の堅陣に挑んだのか―クルスク戦域のドイツ陸軍
なぜこれほど敗北を重ねたのか―第二次大戦のイタリア軍
ロシア戦車部隊の壊滅―チェチェン紛争
潜水艦にとって、もっとも大切なものはなんだったのか―第二次大戦の各国海軍
繰り返された全く同じ失敗―インドシナ戦争とアルジェリア戦争
戦場に島を選んだことの愚―フォークランド紛争
アメリカ海軍も失敗する―Ｍｋ６型魚雷をめぐる混乱
“記念日の総攻撃”が大損害を招く―台湾海峡・古寧頭の戦い
楽観、楽観、また楽観―ベトナム戦争のアメリカ情報部
緒戦の勝利は幻か―日本海軍航空部隊の凋落〔ほか〕

[日販商品データベースより]

クルスク戦域のドイツ軍、第二次大戦のイタリア軍、太平洋戦争における日本潜水艦隊…。全力を注ぎつつも敗北者となった各国の戦いを研究。それぞれの戦況、状況、結果から得られる教訓を読み解き、分かりやすく解説する。