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価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2005年06月発売】
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【2005年06月発売】
[BOOKデータベースより]
ロシアのチュコトカという場所は、大分部がツンドラで覆われている地域である。現在、マンモスやケサイのような当時の生き物は絶滅し、存在していない。しかしながら野生トナカイに加えて家畜トナカイ、沿岸の海洋ではクジラ、セイウチ、アザラシなどの海獣類が、季節的にこの地域を回遊する。世界でもっとも海獣資源の豊かな地域の1つなのだ。先史時代の人類は、これら海獣類の回遊路や繁殖地などを見つけ、これらの動物を獲得するのに便利な海岸部に居住していたのであろう。本書は、このようなホモ・サピエンスの歴史に思いを寄せながら、ツンドラの“陸の世界”と“海の世界”に私が滞在したさいの村やキャンプでの生活の記録である。本書では、内陸のトナカイ飼育に従事するキャンプや村のあとに、ベーリング海峡の西側の海岸部に位置するチュクチの村の暮らしを紹介する。両者の経済基盤であるトナカイ牧畜や海獣狩猟をとおして、ツンドラの自然と人とのかかわり方を把握してみたい。
序論 チュクチの調査に向けて
[日販商品データベースより]第1章 日本からロシアのツンドラへ
第2章 ツンドラの“陸の世界”―トナカイと人
第3章 トナカイの民のエスノヒストリー―世界最大規模の家畜飼育者の変容
第4章 変わりつつあるトナカイの村
第5章 ツンドラの“海の世界”―クジラと人
第6章 変わりつつあるクジラの村
第7章 陸と海を越えて―3万年のホモ・サピエンス史、北方適応から極北適応へ
第8章 日本でのチュクチの紹介
ロシアの北東部に暮らす極北の民チュクチの暮らしを紹介する、本邦初の書。ツンドラの“陸の世界”と“海の世界”に滞在したさいの村やキャンプでの生活、トナカイ牧畜や海獣狩猟の記録から、自然と人とのかかわり方、ホモ・サピエンスの歴史に思いを寄せる。