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- 5と3/4時間目の授業
-
- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065268100
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[BOOKデータベースより]
あたりまえを疑ってみると、知らない世界が見えてくる。文学の役割ってなんだろう?常識ってどういうこと?絶対の正解ってあるの?「読む」と「書く」の体験をとおして自分が変わる、人生が変わる。きのくに国際高等専修学校で二日間にわたっておこなわれた特別授業。
1日目 たぶん、読んじゃいなよ!(「5と3/4時間目の授業」って?;カリキュラムにはのらない授業;文学と哲学の役割は?;ソクラテスはなぜ自分で書かなかったのか;「すじ道を立てて考えてみよう」―『ナルニア国ものがたり』の先生 ほか)
[日販商品データベースより]2日目 なんとなく、書いちゃいなよ!(論理の力で考えてみよう;小学校と工場の共通点は?;自由な論理は「危険」かもしれない;考えるときの基準は自分しかない;「浮かない感じ」―吉本隆明さんの戦争体験 ほか)
あたりまえを疑ってみると、知らない世界が見えてくる。
「ぼくは、先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、といってくれることだと思います。」(本書より)
〈目次より〉
1日目・たぶん、読んじゃいなよ!
カリキュラムにはのらない授業/ソクラテスはなぜ自分で書かなかったのか/想像力を生む場所/「絶対にありえないこと」を疑ってみる/自分で探さなければ、先生には出会えない/「自殺をしてもいいのか?」―鶴見俊輔さんの答え/正解が見つからない問いに、どう答えるか/「外側」から考える/常識ってなんですか?
2日目・なんとなく、書いちゃいなよ!
小学校と工場の共通点は?/自由な論理は「危険」かもしれない/考えるときの基準は自分しかない/「浮かない感じ」―吉本隆明さんの戦争体験/説明できないモヤモヤを大事にする/「渋谷109方式」で文章が書ける!/自分以外の「私」を想像して書く/ほかの誰にも書けない文章ー木村センさんの遺書/「自分」という不思議なものを、ことばにする
本書は17歳の特別教室『答えより問いを探して』を文庫化の際、改題したものです。