- 退き口
-
隠密鑑定秘禄 一
徳間文庫 う9ー63
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784198947316
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[BOOKデータベースより]
十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で奇妙な書物を発見する。「土芥寇讎記」―諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推測した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。調査役として白羽の矢を立てられたのは諸国探索経験のある小人目付、射貫大伍。命を懸けた隠密調査が始まった!
[日販商品データベースより]==================
大名の人事考課表をつくれ!
将軍直属の隠密として
恐るべき密命を下された
小人目付の運命は!?
新シリーズ、堂々開幕!!
================
十一代、家斉の治世。
将軍のみが入ることが許される
「御用の間」の書棚に、
家斉は奇妙な書を発見する。
全四十三巻からなる「土芥寇讎記」。
中を開いた家斉は驚愕した。
水戸光圀公は女にだらしなく酒乱…?
二百数十名人以上もの大名が
事細かに調べられている。
何者かによる調査文のあとに、綱吉公の筆跡で評価が書き加えられていた。
これは……。
綱吉公は、大名の「人事考課表」を作り、
世に出ていない者を発掘登用して、
盤石の政治体制を築こうとしたのでないか。
家斉はそう推測し、綱吉に倣おうと決意する。
調査役として白羽の矢が立てられたのが、
各所探索経験のある小人目付、
射貫大伍(いぬきだいご)。
重大な隠密作業ゆえに、
実力を測る必要がある。
かくして大伍は、
命がけの適正試練を与えられた!