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[BOOKデータベースより]
ふしぎなレストランへようこそ。らいおんシェフとひつじママのお店です。子どもたちの注文は「おかしの家」。こわい魔女がすむはずの家につくと、やさしいおばあさんが「もっとおいしいおかしがあるよ」といって…?
[日販商品データベースより]「ふしぎ亭」は、らいおんシェフとひつじママのお店です。兄妹の注文は「おかしの家」のおかし。魔法の冷蔵庫から「おかしの家」へ向かうと、子どもたちもおいかけてきました。お花畑のまんなかに建つ「おかしの家」に着くと中から優しそうなおばあさんが「もっとおいしいおかしがあるよ」と誘います。ところがそのおばあさんは魔女だったのです!シェフは子どもたちを救おうとしますが…。ハラハラドキドキのシリーズ最新刊です!
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「ふしぎ亭」へようこそ。こちらは真夜中だけ開くふしぎなレストラン。扉を開けると、らいおんシェフとひつじママがお出迎えしてくれます。今回やってきたお客さんは、十歳ぐらいの男の子と八歳ぐらいの女の子の兄妹。どうやら眠っている間にレストランに来てしまったようです。ということは、ここは兄妹のゆめの中!?とにもかくにもお客さんである兄妹に、さっそくレストランの定番メニューを差し出します。メニューは三種類。白い表紙の〈これが食べたい! メニュー〉青い表紙の〈思い出メニュー〉赤い表紙の〈おなやみ解決メニュー〉このうち兄妹が選んだのは、白い表紙のメニュー。メニューを開いて、食べたいものを思い浮かべながら白いページを指でさわると……。浮かび上がってきたのは、小さな家の絵。兄妹のふたりは「おかしの家」を食べたいと思っていたのでした。けれども「おかしの家」といえば、ヘンゼルとグレーテルのお話が有名で魔女がつきもの!?まずは、どんなおかしの家なのか、らいおんシェフとひつじママが確かめに行くことにしたのですが、待ちきれない好奇心旺盛な兄妹と、おまけに寝かせておいたはずのひつじの子ステラまで後ろからついてきてしまって‥‥‥。はたして見つけたのはどんな「おかしの家」だったのでしょうか。そこにいたのはどんな魔女? そしてみんな無事に「おかしの家」から帰れるのでしょうか?存在も不思議なら、起こる出来事も不思議でいっぱいの「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ。今回はシリーズ5作目となりますが、魔女に追いかけられたり、ひつじの子ステラが魔法のほうきを乗り回して森に突っ込んでしまったり、底なし沼にはまりそうになったり……いつも以上のハラハラドキドキが詰まっています。作者は「キャベたまたんてい」シリーズが小学生に大人気の三田村信行さん。一度読んだら忘れられない奇妙な世界を描いた名作『おとうさんがいっぱい』を書かれた方でもあります。不思議な奇妙さと謎解き要素、ちょっと怖いような感じが魅力的な物語世界は、ワクワクの楽しさとハラハラの怖さのバランスが絶妙でどんどん惹きこまれてしまいます。ハラハラドキドキしながらも、明るくて親しみやすいあさくらまやさんのイラストに安心感があり、あっという間に物語の世界へ連れていってくれるでしょう。今回の魔女が追いかけてくる場面はなかなかの迫力がありますのでお楽しみに!「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズはどの巻からでも楽しめます。お話が気に入ったら、他の巻も手にとってみて下さいね。とくに、らいおんシェフとひつじママ、子ひつじのステラの大きな秘密が詳しく分かる1巻の『3つのメニューのひみつ』を読んでおくとシリーズをより楽しめますよ。さて、あなたなら「ふしぎ亭」でどんなメニューを注文しますか?
(絵本ナビ編集部 秋山朋恵)
小学校低学年向けのお子さんの読書にもぴったりな「ふしぎ町のふしぎレストラン」。
シリーズ児童書のこちらは5巻です。
が、どの巻から読んでも楽しめます。とりあえず1巻を読んでおくとわかりやすいですが。
おかしの家、甘いもの好きさんにはたまらない!?(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】