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- 1873年ウィーン万国博覧会
-
日墺からみた明治日本の姿
- 価格
- 9,680円(本体8,800円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784784220281
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[BOOKデータベースより]
ウィーン万国博覧会は明治政府が初めて参加した博覧会であり、日本の近代化を語るうえでの重要性はつとに指摘されてきた。近年、国内外における新資料の発掘、活用が進み、その研究はさまざまな分野で活況を呈している。本書は、日本とオーストリア双方の視点から日本のウィーン万博参加を複眼的に検討することに加え、政治史、外交史、文化交流史、産業史、技術史など各分野で進む最新の研究を集成することで、従来の殖産興業政策への貢献という評価にとどまらないウィーン万博像を描出する。
第1部 ウィーン 日本趣味の熱狂とそのゆくえ(ウィーン万国博覧会を介した日墺関係の始まり;ウィーン万国博覧会でウィーンの人々が見た日本;ウィーンのジャポニスム黎明期―ウィーン万国博覧会後の日本の流行まで;ウィーン万国博覧会後のジャポニスムをめぐって―「日本古美術展」とシーボルト兄弟寄贈日本コレクション)
[日販商品データベースより]第2部 日本 国家事業としての参同(ウィーン万国博覧会と日本の参同―明治初期の技術伝習とシーボルト兄弟の活動を中心に;幕末・明治初期の万国博覧会と佐賀藩ネットワーク―輸出陶磁器を中心に;ウィーン万国博覧会と国家事業としての写真制作;ウィーン万国博覧会の展示品収集と「産物大略」;海を渡った物品のその後とニール号沈没の影響―関連資料紹介とともに)
オーストリア・日本双方の視点、日本政府に関わった外国人の視点から日本のウィーン万博参加を複眼的に検討することに加え、各分野で進む最新の研究を集成することで、従来の「殖産興業政策への貢献」という評価にとどまらないウィーン万博像を描出する。