- 井上靖の文学
-
一途で烈しい生の探求
近代文学研究叢刊 71
- 価格
- 7,480円(本体6,800円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757610187
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[BOOKデータベースより]
ノーベル文学賞候補にも上り、昭和文学を代表する作家の一人であった井上靖。習作期から最晩年まで井上靖のほぼすべての代表作を取り上げ、その文学全容の解明を目指す。従来の井上靖論には見られない幅広く実証性の高い考察とともに、貴重な資料篇を備え、研究史上に新生面を拓く画期的な一冊である。創作資料と小説本文の実証的な比較検証を重視し、作家の創作方法に迫った作品論を展開。第一章では習作期および文壇登場期の作品、第二章では「氷壁」など代表的な現代小説、第三章では「天平の甍」など主要な歴史小説・時代小説を論ずる。さらに第四章では井上靖が現代作家・宮本輝に与えた影響や、国語教材としての井上靖作品について分析を進め、文学史と国語教育の両面から井上靖文学の位置付けを試みる。未発表草稿2点(探偵小説「溟濛の吹雪に」・舞踊劇脚本「村はずれ」)掲載。
第1章 井上靖文学の出発(文壇登場;習作期における井上靖文学)
[日販商品データベースより]第2章 現代小説の展開(井上靖文学における大衆性―「氷壁」に描かれた遭難を通して;「聖者」論―イシク・クル湖伝説と現代 ほか)
第3章 歴史小説の世界(学術志向と勇敢な生;歴史に託す父子関係 ほか)
第4章 井上靖文学の位置(現代文学史上における井上靖―宮本輝へ与えた影響について;国語教育における井上靖文学―詩「出発」授業試案)
資料篇 井上靖未発表作品(未発表探偵小説「溟濛の吹雪に」;未発表舞踊劇脚本「村はずれ」)
昭和の文豪・井上靖のほぼすべての代表作を取り上げ、その文学全容の解明を目指す。従来の井上靖論には見られない幅広く実証的な作品論とともに、貴重な資料篇(未発表草稿2点、探偵小説「溟濛の吹雪に」・舞踊劇脚本「村はずれ」)を備え、研究史上に新生面を拓く画期的な一冊。