福島に生きる

頭上げ屈せず１０年　被害者の証言

新日本出版社
菅野尚夫　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2022年03月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784406066181

内容情報

[BOOKデータベースより]

３・１１福島第一原発事故―忘れない繰り返さないために後世に語り継ぐ。

１　時間止まったまま（新規農業復興に挑戦（除染作業員・菅野雄樹さん）；危険事故黙っていられぬ（生業訴訟の最高齢原告・元原発関連技術者・遠藤幹也さん）　ほか）
２　故郷を取り戻したい（温かい古里取り戻す（福島原発事故津島被害者原告団・三瓶春江さん）；置き去りの牛、今も夢に（現地検証受ける畜産業・佐藤貞利さん）　ほか）
３　原発だめ、声を上げ続ける（原発の根、断ち切りたい（生業訴訟第二陣提訴原告・大槻純子さん）；移住農業「毎日が楽しい」（青年新規就農者・佐藤幸治さん）　ほか）
４　希望ある福島へつなぐ（先の戦争も原発も国策（『戦争とむらと人々と』編集・菅野喜男さん）；地元で支援の輪をつくる（津島裁判を支える会共同代表・吉川一男さん）　ほか）

[日販商品データベースより]

3・11福島原発事故から11年。12市町村の約14万7000人が避難を強制され、今も多くの困難を抱えながら懸命に生活をしている。福島県民の痛苦に満ちた体験、怒りや嘆きの声に、「赤旗」記者として耳を傾けて、10年にわたって聞き取ってきた。二度と同じ過ちを繰り返させないために語り継ぐ歴史に刻む証言。