- 昭和俳句の挑戦者たち
-
草城と誓子、窓秋と白泉、そして草田男
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784860373146
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 意識―死―
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年11月発売】
- 陽の額
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2019年07月発売】
- 仁淀ブルーに生かされて
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2020年11月発売】
[BOOKデータベースより]
現代を生きる新しい俳句表現への挑戦。戦争を挟んだ変動の時代に展開された五人の俳句作者の行跡を追う。
第1部 草城と誓子“季語の別れ”(出会い;新興俳句の勃興と俳壇状況;季語の別れ それぞれの道)
[日販商品データベースより]第2部 窓秋と白泉“詩への越境”(高屋窓秋―「馬酔木」のホープから新興俳句への道、そして大いなる空白;渡邊白泉 抵抗するペーソス詩人;戦後俳句の出発 ほか)
第3部 中村草田男“ラザロの眼から詩人の眼へ”(はじめに―聖家族;俳句前史―ラザロの眼;第一句集『長子』の草田男 ほか)
昭和の俳句は今も息衝き、現在に呼びかけている。それを可能としたのは、その時代に相応しい表現を俳句形式に求め続けた挑戦者たちがいたからである。彼らは正岡子規亡き後の俳壇において活発に俳句表現論争を繰り広げ、それは戦争を挟んだ社会の変動や社会意識の変化と同期をとるようにして展開された。本書では草城と誓子、窓秋と白泉、そして草田男の作品をもとにその時代を探る。