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[BOOKデータベースより]
「生まれたのも一人、死ぬのも一人、そう思うとなんとも愛おしい」…群れず、求めず、しなやかに生きる。著者初のメッセージ集。
第1章 孤と個
[日販商品データベースより]第2章 自由
第3章 自立
第4章 男と女
第5章 家族
第6章 老い
第7章 矜持
第8章 散り際
生まれたのも一人、死ぬのも一人、
そう思うとなんとも愛おしい
つらいもの、淋しいものというイメージでとらえられることが多い「孤独」。
作家・下重暁子さんは、「孤独とは、一人で生きていく覚悟」だといいます。
本書は、「孤独」のほか、「自由」「家族」「老い」「矜持」などをテーマに、
新聞や雑誌での連載やインタビュー、過去のエッセイから、胸に響く言葉を厳選。
自らの足でしっかりと立ち、情熱をもって“人生を引き受けてきた”下重さんによる、
奔放な感性と覚悟に満ちた100点のメッセージを1冊にまとめました。
巻頭カラーグラビアでは、貴重な写真とともに下重さんの人生の歩みを振り返ります。
孤独を恐れて周囲に同調するのではなく、一人で自分の内面ととことん向き合い、自分をもっと好きになることが大切。
孤独とは、愛すべきものなのだ――。
群れず、求めず、しなやかに生きる、著者初のメッセージ集。
まえがきにかえて より抜粋
気がつくと、私が残っていた。
同じ頃、マスコミの世界に入った人も、共に仕事を競った人もまわりからいなくなって、私ひとり。
亡くなった人もいれば、引退した人もあり、家族に囲まれている人、一人暮らしの人、様々である。
現役で仕事をしているのは、私ぐらい。
戦後、大人たちの豹変ぶりを目のあたりにして、一生、自分一人は自分で食べさせると決めたのだから当然で、
その自分への約束だけはなんとか果たせそうである。
それを守り続けて手に入れたのは自由、そう私は今がいちばん自由、そのためには経済的自立と精神的な自立が欠かせなかった。