- 「合戦」の日本史
-
城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル
中公新書ラクレ 758
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121507587
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[BOOKデータベースより]
戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法や、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなども「盛って」語られてはいますが、学問的に価値のある史料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形…。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。
第1章 合戦の真実(合戦とは何か;なぜ日本史では軍事研究はタブー視されたのか;合戦は人間の「命のやりとり」であることに立ち返って考える;合戦における勝敗の大前提;勝利の大原則1 戦いとは数である;勝利の大原則2 経済を制した者が勝利する)
[日販商品データベースより]第2章 戦術―ドラマのような「戦術」「戦法」はあり得たか(戦術のリアルを考える;いかに兵の士気を上げるか;奇襲戦のリアルを考える)
第3章 城―城攻め、籠城・補給・築城(なぜ城攻めをするのか;城郭とは何か;籠城とは何か;「本城+1」の戦いとは何か;兵站が勝敗の鍵を握る;築城戦を考える)
第4章 勝敗―勝利に必要な要素とは(合戦の勝敗を改めて考える;敗戦は指揮系統の崩壊によって引き起こされる;農民たちの士気を上げる)
戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなどは、「盛って」語られはしますますが、学問的に価値のある資料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形……。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。
■第一章 合戦の真実
■第二章 戦術
――ドラマのような「戦術」「戦法」はありえたか
■第三章 城
――城攻め・籠城・補給・築城
■第四章 勝敗
――勝利に必要な要素とは
◎内容例
本当に軍師は存在したのか?
川中島の戦いの勝者を考えるポイントは?
奇襲は有効だったのか?
なぜ城攻めをするのか?
各城にどのくらいの兵力を置くか?
お粗末すぎる日本の城壁
合戦のコストを考える
大将の討死は実は少ない
関ケ原の戦いと指揮系統
ほか……