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[BOOKデータベースより]
準備(論理・集合・写像)
[日販商品データベースより]第1章 複素数
第2章 初等関数
第3章 複素微分
第4章 コーシーの定理
第5章 正則関数の基本性質
第6章 孤立特異点
第7章 (*)一般化されたコーシーの定理
本書は,複素数の定義から始め,正則関数の基本性質(コーシー・リーマン方程式,コーシーの定理,コーシーの積分表示,テイラー展開,一致の定理)と留数解析(留数定理,定積分計算,偏角原理,ルーシェの定理,開写像定理)を主な内容とする。
初学者が学び易いように記載内容は根幹に絞り,枝葉への言及は最小限に留めているが,たとえば交流回路に対するオームの法則,楕円関数,リーマン面などの例・余談を盛り込むことで,複素関数論の広がりや歴史も感じることができる。
本書では,十分に一般的仮定のもとで定理を述べ,厳密な証明を与えている。一方で,特に複素関数論を応用の立場から学ぶ読者に向けて,要点を手早く習得できる「近道」も随所に用意しており,目的に応じてカスタマイズできるよう構成している。