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[BOOKデータベースより]
イノベーションは、企業組織体だけのことではない。生産、ワーク、商品、技術、顧客、市場、環境、世界関係の総体に関わり、経済変化・社会変化をともなうものである。企業体は、社会的諸関係総体の具体表現である。企業イノベーションは、したがって、内的マーケティングの転換だけでなく、外的環境の転換をも不可避にもたらす。そして、イノベーションは事業である、イノベーションなき企業は枯渇・衰退していく。イノベーションとは、異なること、新たなことをなすことである。イノベーションには、新しい知がもとめられる。既存の近代知・大学知に代わる新たな知的資本が要される。企業が何をなしているのか、わからなくなっているのは、大転換する世界現実を捉える新たな知が不在であるからだ。資本は、個々人の力であり文化も環境も資本である。大きく転換し開発されている技術科学をマネジメントする力能が旧態のままで、同じ商品の差異化再生産をしているままで、イノベーションが的確になされていない。企業存在の本質は「資本」である。商品・労働ではない。事業には原理がある。その原理が現実に即していない。なすべきは諸資本のイノベーションと資本関係のイノベーションである。企業活動、経済アクションの足元にある原理を明示する書。
1 イノベーション・マネジメントの鳥瞰と本質指針(マネジメントのイノベーション;市場のイノベーション ほか)
2 イノベーションを妨げるもの:組織マネジメントから脱すること(三つの試練;組織マネジメント:フォロワーシップ論の擬制 ほか)
3 イノベーションへ向けて基礎となる知的資本(ダイナミックな世界の大転換;学問体系の転移と認識の概念スキーム転換:知的資本の地盤 ほか)
4 企業活動の総体とイノベーション(コーポレートガバナンスのイノベーション;企業環境と企業デザイン:企業自体を生産すること ほか)
終章 イノベーションとentrepreneurship