この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 禅と日本文化 新訳完全版
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2022年09月発売】
- 初期仏教
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2018年08月発売】
- 入門近代仏教思想
-
価格:968円(本体880円+税)
【2016年08月発売】
- マンガでわかる仏教入門
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2011年06月発売】
- 高楠順次郎
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年04月発売】
[BOOKデータベースより]
「大乗仏教」でもなく、「上座部仏教」でもない―サンスクリット語からパーリ語へ「聖なる言語」の転換から描きなおす新たな仏教史。
聖なる言語の国際空間
[日販商品データベースより]1 不在の中心(仏教に「正統と異端」はあるのか?;インド仏典の多元的伝承―部派と大乗;サンスクリット・コスモポリスの仏教)
2 中心と周縁(スリランカにおける史書の誕生;パーリ語原理主義;ブッダゴーサが示す仏教の未来)
3 周縁の正統(正史の王権論―「教え」と「異端」;パーリ・コスモポリスの形成;近代における「大乗仏教」と「上座部仏教」の創造)
神々の言葉からブッダの言葉へ
インドからスリランカ、そして東南アジアに伝わった「上座部仏教」と、日本にも伝わった「大乗仏教」という図式は近代が作りだした二分法であった。近代の分類概念を克服し、サンスクリット語とパーリ語をめぐるダイナミックなネットワークの実態から仏教史の新しい展開を切りひらく。