- 死という最後の未来
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2022年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784344431584
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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参考になった
参考になった。あまり良くない批評もあるようだが、年齢や生活環境によって捉え方は様々だと思う。しかし、定年を過ぎた歳の私にはある程度参考になった。身内の霊を見た体験や死生観、死後の世界などを信じる者としては一定の評価を下したい。二人とも人生の晩年であるものの、石原慎太郎は生への執着が強い一方、曽野綾子はさほど強くなく十分生きたので寿命は運命にまかせるという違いがはっきり出ているが、私を含めて石原慎太郎の考え方に近い人が多いと思う。シニア前の人はそんなことに興味を示さないかもしれない。私もそうだった。しかし晩年になれば多くはそうなると思う。運動・食・ストレスなどに配慮して健康寿命を維持し、生きがいを求めつつ、ぴんぴんコロリで子孫に迷惑を掛けないようにしたいものだという思いを強めた。二人の人生はリスペクトしつつも、死後の世界などの話を期待してあっただけにちょっと物足りない気もした。
[BOOKデータベースより]
キリストの信仰を生きる曽野綾子90歳。法華経を哲学とする石原慎太郎89歳。対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る―。「人は死んだらどうなるのか」「人間には死ぬべき時がある」「人間の死は永遠に向かっての新しい誕生日」「命の長さは神が決めること」等々、死に向き合うことで浮かび上がる人が生きる意味とは?
第1章 他人の死と自分の死(病はある日、突然になるもの;書けなくなるなら、死んだほうがいい;心と肉体のジレンマが本当につらい ほか)
第2章 「死」をどう捉えるか(人は死んだらどうなるのか;お釈迦様は輪廻転生があるなどとは言っていない;霊魂は存在するのか ほか)
第3章 「老い」に希望はあるのか(夫を自宅で看ようと決めた時;介護は家族だけで背負ってはいけない;「ありがとう」は感じのいい日本語 ほか)