- 希望という名のアナログ日記
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2022年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094071139
[BOOKデータベースより]
小学生時代の作文修行から作家デビュー、数度の挫折を経て直木賞受賞までを描く半生の記に始まり、愛してやまない忌野清志郎を語り、シャネル・ナンバー5のドキュメント、美味しい旅の記憶、マラソンの楽しみなどを鮮やかに描いた充実のエッセイ集。
1 “希望”を書く(“希望”を書く;世界の事実だった;どうしても暗くなる ほか)
2 旅の時間・走るよろこび(それぞれのウィーン(短篇小説);永遠、という美。;台北ブックフェア、ひとりフードフェア ほか)
3 まちの記憶・暮らしのカケラ(ともに年を重ねる;恋と相性;町に沈む記憶 ほか)
作文得意な少女は作家になる夢を追いかけた
全三章の構成。
第一章「〈希望〉を書く」――小学生時代の作文修行から作家デビュー、数度の挫折を経て直木賞受賞までを描く半生の記に始まり、「武道館で見たくらいに小さいけれど、でも見える」という愛に満ちた長文の忌野清志郎論など。全21篇。(第一章は全体の半分を占める)
第二章「旅の時間・走るよろこび」――〈旅のエッセイ〉と見せかけて実はフィクションという見事な短篇小説「それぞれのウィーン」で幕を開け、「永遠、という美」と題したシャネルN°5のドキュメントがつづく。そして台湾・韓国・バリ・スペインへの旅、さらには那覇マラソンと西表島マラソンの鮮やかな記録。全12篇。
第三章「まちの記憶・暮らしのカケラ」――これはUR都市機構の雑誌に連載された17篇を一挙収録。住んでいる町の素顔から東日本大震災で失われた町、そして日々の暮らしを生き生きと描いたエッセイまで。全17篇。
2012年から2019年までに書かれたエッセイの中から厳選した充実の一冊。そのなかでも冒頭に収録した半自伝は女性誌に連載された15ページに及ぶ感動的な名篇である。
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