- 検証安倍政権 保守とリアリズムの政治
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- 価格
- 1,265円(本体1,150円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784166613465
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価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2013年09月発売】
[BOOKデータベースより]
アベノミクス、選挙での圧勝、戦後70年談話、さまざまなスキャンダル、憲法改正をめぐる騒動、TPP…。7年8ヵ月という例をみない長期政権は何をやろうとし、何を残したのか?安倍元首相をはじめ、政権当事者に対する徹底インタビューを軸に、第一線の研究者がその内幕に鋭く迫る。
序論 長期安定政権になったのはなぜか(中北浩爾)
[日販商品データベースより]第1章 アベノミクス―首相に支配された財務省と日本銀行(上川龍之進)
第2章 選挙・世論対策―若年層を取り込んだ「静かなる革命」(境家史郎)
第3章 官邸主導―強力で安定したリーダーシップの条件(中北浩爾)
第4章 外交・安全保障―戦略性の追求(神保謙)
第5章 TPP・通商―世界でも有数のFTA国家に(寺田貴)
第6章 歴史問題―貫徹されたリアリズム(熊谷奈緒子)
第7章 与党統制―「首相支配」の浸透(竹中治堅)
第8章 女性政策―巧みなアジェンダ設定(辻由希)
第9章 憲法改正―なぜ実現できなかったのか(ケネス・盛・マッケルウェイン)
史上最長政権の内部で何が起きていたのか?
安倍、菅、岸田、甘利、石破など政権キーパーソン54人への徹底インタビューが明かす内幕!
アベノミクス、選挙での圧勝、戦後70年談話、さまざまなスキャンダル、憲法改正をめぐる騒動、TPP……。7年8カ月という例をみない長期政権の評価は、いまも定まっていない。この間、日本の政治をとりまく見方は「反安倍」か、さもなくば「親安倍」かに二分された。
では、この第2次安倍政権は、結局、何をやろうとし、何を残したのか? 『新型コロナ対応民間臨時調査会』『福島原発事故10年検証委員会』など、話題を集めるレポートを次々発表しているアジア・パシフィック・イニシアティブが、政権当事者に対する徹底インタビューを軸として、その政権の内幕に迫る。
【執筆者】
[アベノミクス]上川 龍之進 大阪大学大学院 法学研究科 教授
『日本銀行と政治―金融政策決定の軌跡』中公新書 (2014)
[選挙・世論対策] 境家 史郎 東京大学 法学政治学研究科 教授
『憲法と世論』筑摩書房(2017)
[官邸主導]中北 浩爾
『自民党 ―「一強」の実像―』中公新書(2017年)
[外交・安全保障] 神保 謙 慶應義塾大
学総合政策学部教授
『民主党政権失敗の検証:日本政治は何を活かすか』中公新書 (共著、2013)
[TPP・通商]寺田 貴 同志社大学 法学部 教授
『東アジアとアジア太平洋』東京大学出版会 (2013)
[歴史問題] 熊谷 奈緒子 青山学院大学地球共生学部教授
『慰安婦問題』ちくま新書 (2014 )
[与党統制]竹中 治堅 (たけなか はるかた) 政策研究大学院大学 教授
『コロナ危機政治―安倍政権 V.S 知事』中公新書(2020)
[女性政策]辻 由希 東海大学 政治経済学部 政治学科 教授
『家族主義福祉レジームの再編とジェンダー政治』ミネルヴァ書房( 2012)
[憲法改正]マッケルウェイン・ケネス・盛 東京大学 社会科学研究所 教授
『政党政治の混迷と政権交代』東京大学出版会 (共著、2009)