- 政府は巨大化する
-
小さな政府の終焉
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
マーク・ロビンソン 月谷真紀- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784532359126
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[BOOKデータベースより]
大増税か、国家の役割の縮小か。それとも債務危機か。逃れられない究極の選択。従来の常識を覆す新鮮な問題提起。この先30年にわたる国家財政の未来を描く。2020年FT紙ベスト経済書。
序章
[日販商品データベースより]第1章 政府支出は多すぎるのか、少なすぎるのか
第2章 なぜ医療支出がこれほど急増したのか
第3章 医療支出の未来
第4章 高齢化の影響
第5章 地球温暖化への断固たる行動―そのコストは?
第6章 インフラ不足
第7章 ニューエコノミーの所得補助
第8章 借り入れと通貨増発?
第9章 無駄を削減する
第10章 政府は巨大化する
統計補遺
大増税か、国家の役割の縮小か。それとも債務危機か。
逃れられない究極の選択。従来の常識を覆す新鮮な問題提起。
この先30年にわたる国家財政の未来を描く。
2020年フィナンシャル・タイムズ紙ベスト経済書
■医療、介護、気候変動、年金、インフラ整備、格差問題、教育投資、雇用確保……。コロナ禍への緊急対応のうえに、政府に持続的に加わる支出拡大の圧力。国家財政はこれからどうなるのか。政府が直面する本当に重要な課題は何か。
■実は、支出拡大の最大の領域は、技術の進歩が顕著な医療だ。年金はもはや大きな焦点ではなく、パンデミック対応も脇役でしかない。大きな政府か、小さな政府かというイデオロギーの違い、政策選択の内容にかかわらず、各国はこれまでにない財政の膨張に直面せざるをえないのだ。
■先進国経済に通じた財政改革の指南役が、数量データ、バランスのとれた明晰な分析、緻密な論理構成をもとに先進国財政が直面する支出拡大圧力を読み解く。医療技術と医療費増大の因果関係、雇用安定化・所得補助とデジタル化、介護サービスの展望、気候変動問題と国家財政の関係など、経済構造の変化と財政との関わりを明快に分析。さらに、ボーモルの「コスト病」説の問題、現代貨幣理論の誤りなど、経済理論上の論点も浮かび上がらせる。