- 「感動ポルノ」と向き合う
-
障害者像にひそむ差別と排除
岩波ブックレット No.1058
- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784002710587
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[BOOKデータベースより]
健気に頑張る、あるいは尊敬すべき障害者―メディアや映像作品でおなじみのイメージは、健常者の感動の道具として消費するだけの「感動ポルノ」なのではないか?近年のそんな批判に対し、名作とされる映画からドキュメンタリー、パラ五輪まで個々の表現に目を向け、問題だとただ断じて終わらせるのでなくその背景を丁寧に読み解いていく。これまでの「あたりまえ」にひそむ差別と排除の意識をあぶりだす、やさしい障害者表象入門。
1 「感動ポルノ」から考える
[日販商品データベースより]2 障害者はどのように描かれてきたか
3 感動することで落ちてしまう穴とは?
4 パラスポーツの「パラ」が持つ意味を考える
5 これからの障害者表象とは―「感動ポルノ」を超えていくために
6 「差別を考える文化」の創造へ
付録 「感動ポルノ」を考える映画リスト
健気に頑張る、あるいは尊敬すべき障害者ーーメディアや映像作品でおなじみのイメージは、健常者の感動の道具として消費するだけの「感動ポルノ」なのではないか? 最近のそんな批判に対し、名作とされる映画からドキュメンタリー、パラ五輪まで個々の表現に分け入り、何が語られていないか、その可能性まで含めて考える。