- 邪馬台国再考
-
女王国・邪馬台国・ヤマト政権
ちくま新書 1628
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480074362
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[BOOKデータベースより]
長年にわたり論争となってきた邪馬台国の所在地。考古学では、纒向遺跡の発掘により畿内説で決着したとされるが、歴史学の文献研究では『魏志倭人伝』の記載から九州説が支持されている。本書はこの矛盾の解決を図るべく、畿内ヤマト国(邪馬台国)と北九州ヤマト国(女王国)が併存していたとし、卑弥呼は後者の女王と考える。さらに『日本書紀』『古事記』などの史書や大和朝廷に直接つながるその後の歴史との親和性・連続性も検討し、文献史学と考古学の研究成果の調和を目指す。
第1章 研究史の流れ
[日販商品データベースより]第2章 魏志倭人伝の史料論
第3章 卑弥呼像の点検と論点
第4章 行程記事について
第5章 女王国と邪馬台国の併存
第6章 女王国と邪馬台国の性格
第7章 女王国の時代とその行方
第8章 邪馬台国の時代とその行方
おわりに―ヤマト王権へ
畿内ヤマト国(邪馬台国)と北九州ヤマト国(女王国)は別の国で、卑弥呼は後者の女王だった。長年の歴史学の文献研究に基づき、古代史最大の謎を解き明かす。