人間は哀れである

東海林さだおアンソロジー
ちくま文庫　しー９ー１４

筑摩書房
東海林さだお　平松洋子　

• 価格: 968円（本体880円＋税）
• 発行年月: 2021年12月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480437815

内容情報

[BOOKデータベースより]

偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」…斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。最高の読み手・平松洋子が選ぶ、人間への愛おしさと哀切を湛えた２３の傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。

１（なんとなくクラシテル；許さん！爺さん奮戦記　ほか）
２（フロイトが食べる；夢混（夢の混浴）よ、いずこ　ほか）
３（人間は哀れである；小さな幸せ　ほか）
４　東海林さだお×平松洋子対談（地元のこと；創作とショーバイ）

[日販商品データベースより]

夫婦のアレから往生際まで……平松洋子が選ぶニンゲンの本質に迫る東海林作品23編。ぷぷぷと笑って、じんわり沁みて、明日が違って見えてくる。偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」……斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。最高の読み手・平松洋子が選ぶ、人間への愛おしさと哀切を湛えた23の傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。