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[BOOKデータベースより]
「第34巻」は銅についての巻となっている。各地の青銅の特徴、銅や青銅の利用方法や薬効だけでなく、銅を利用した彫像にも話はおよび、それは彫刻家にまで至る。銅や青銅がいかにローマ人にとってなじみ深く大切なものであったのかがはっきりと伝わってくる。「第35巻」では絵画・画家について述べられている。古い時代に盛んだった絵画は張像に取って代わられ廃れていったというプリニウスの見解から始まり、絵画の起源から著名な画家の紹介へと続いていく。さらに絵画の技法や当時使われていた絵の具についても網羅されている。「第36巻」は大理石をはじめとした石材について論じている。大理石の産地の紹介や切り出し方のほか、ピラミッドやパロスの灯台といった驚異的な石造建築に対しても頁が割かれている。さらにはガラスの製法についても記述されている。「第37巻」は宝石に充てられている。様々な宝石を紹介した後に、頭文字ごとに分類をするというおもしろい試みがなされている。また巻末には、縮刷版6冊分に対応した索引を付した。
第34巻 銅(銅の重要性について/銅の種類;コリントス青銅 ほか)
[日販商品データベースより]第35巻 絵画・画家(絵画について/肖像画について;肖像盾のはじまり/盾の語源 ほか)
第36巻 石の性質(無節制な大理石使用/ローマにおける最初の外国大理石柱;公の工事における最初の大理石/最初の彫刻家たち ほか)
第37巻 宝石(宝石の起源について/暴王ポリュクラテスの宝石/ピュロスの宝石;もっとも優れた彫刻師 ほか)
プリニウスと『博物誌』について(プリニウスについて;『博物誌』について ほか)
附録1
第33〜37巻 金や銀などの貴金属、また鉄、鉛、錫、銅などの有用性、採掘法、薬効などについて。貨幣のいろいろ。指輪と騎士身分の発生。アレクサンドロス大王がただ一人肖像画を描くことを許したアペレスをはじめ、プロトゲネス、リュシッポス、フェイディアスなどの画家、彫刻家とその代表的作品、絵画の歴史。絵具とその製法。大理石について。迷宮など珍しい建物や神殿、劇場、水道などの建造物。セメント、ガラス、砥石、磁石など。宝石の種類、美しさ、鑑定法、宝石の流行など。
日本翻訳出版文化賞受賞作。
本書の内容は、2012年刊行の「縮刷版」と同一のものとなります。