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価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2009年03月発売】
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【2009年03月発売】
[BOOKデータベースより]
“動く”イメージの視覚文化論を鮮やかに展開し、映画・写真・アニメーションの映像文化圏を見晴らす。「アトラクションの映画」で知られる泰斗ガニング初の論文集。日本語版オリジナル編集。
第1部 遊戯するイメージ(視覚の新たな閾―瞬間写真とリュミエールの初期映画;インデックスの何が問題なのか?あるいは、さまざまな偽造写真;継起性の芸術―コミックを読むこと、書くこと、見ること)
[日販商品データベースより]第2部 “動き”としてのイメージ(インデックスから離れて―映画と現実性の印象;動きのアトラクション―近代的表象と運動のイメージ;静止したイメージと動くイメージのあいだの戯れ―一九世紀の「哲学玩具」とその言説)
第3部 アニメーションという魔術(変容=変形するイメージ―運動とメタモルフォーゼというアニメーションの起源;瞬間に生命を吹き込むこと―アニメーションと写真の間の秘められた対称性;ゴラムとゴーレム―特殊効果と人工的身体テクノロジー)
イメージが動くとは。
「アトラクションの映画」の概念で、映画という枠組みを超え映像文化研究に大きなインパクトをもたらした初期映画研究・メディア史研究の泰斗ガニング。その思考はさらに深化して、鮮やかな〈動き〉の視覚文化論を展開し、写真・映画・アニメーションにわたる映像文化圏全体を見晴らす。
映画や写真は長い間、インデックス性を本質とするものとして捉えられてきた。ベンヤミン、バザン、バルト。対して、映像技術のデジタル化した今日、「映画はアニメーションの一ジャンル」とマノヴィッチは大胆な命題を提起した。ガニングはこの衝撃を正面から受けとめつつ反論する。問題は、写真的なリアリティか加工可能なグラフィックかの二項対立ではないのだ。
驚くべき該博な知識に基づき、膨大な論考を精力的に執筆し続けているが、ガニングにはこれまでまとまった論文集がなかった。このたび日本語版独自編集で、英語圏にもまだない初の一書が生まれる。2000年代以降発表されたおよそ100にものぼる中から精選。図版多数。