- 代表制民主主義はなぜ失敗したのか
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087211948
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[BOOKデータベースより]
世界中をポピュリズムが席捲する中、わたしたちの民主主義はどこへ向かうのか。人々は政党や議会には期待せず、時に自らの自由の制限もいとわずにトップの強いリーダーシップを望むようになった。著者は古典から最先端の政治理論まで駆使し、選挙と政党を基盤にした「代表制」と民主主義とはイコールではないこと、現在の社会は「代表制」が機能するための条件を完全に失ってしまったことを明らかにし、一方で、中国統治モデルの可能性と限界も検討する。民主主義を再生させるヒントはここにある。
第1章 民主主義諸国における社会の私物化
[日販商品データベースより]第2章 民主主義諸国における政治の私物化とその先
第3章 民主主義とは何か―古代と近代
第4章 代表制度とは何か
第5章 行き詰まる代表制度とポピュリズム
第6章 代表制度の改革
世界中をポピュリズムが席捲する中、わたしたちの民主主義はどこへ向かうのか。
人々は政党や議会には期待せず、時に自らの自由の制限もいとわずにトップの強いリーダーシップを望むようになった。
著者は古典から最先端の政治理論まで駆使し、選挙と政党を基盤にした「代表制」と民主主義とはイコールではないこと、現在の社会は「代表制」が機能するための条件を完全に失ってしまったことを明らかにし、一方で、中国統治モデルの可能性と限界も検討する。
民主主義を再生させるヒントはここにある。
「ウンザリするポピュリズムに淫した民主主義より、能力主義的選抜を勝ち抜いた政治エリートの政治(中国!)の方がマシだ……。
この「誘惑」に抗う術はあるか。
実に困難な課題に本書は果敢に挑戦する」――宮台真司氏、推薦!
◆目次◆
第1章 民主主義諸国における社会の私物化
第2章 民主主義諸国における政治の私物化とその先
第3章 民主主義とは何か――古代と近代――
第4章 代表制度とは何か
第5章 行き詰まる代表制度とポピュリズム
第6章 代表制度の改革
◆著者略歴◆
藤井達夫(ふじい・たつお)
1973年岐阜県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻博士後期課程退学(単位取得)。現在、早稲田大学大学院政治学研究科ほかで非常勤講師。
近年研究の関心は、現代民主主義理論。 単著に『〈平成〉の正体――なぜこの社会は機能不全に陥ったのか』(イースト新書)、共著に『公共性の政治理論』(ナカニシヤ出版)、『日本が壊れる前に--「貧困」の現場から見えるネオリベの構造』(亜紀書房)など。