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[BOOKデータベースより]
交隣とは、たんに日朝の善隣友好を示すものではない。朝貢一元体制の矛盾の露呈を防ぎ、各国の通交を成り立たせた朝鮮外交の意外な役割から東アジアの秩序体系を明らかにし、西洋の到来によるその解体過程も精細にとらえて、世界史的近代の日・朝・中・琉球の姿を映し出す。
「交隣」とは何か
[日販商品データベースより]第1部 交隣の諸相―近世のプリズム(交隣と隣交―近世対馬における日朝関係認識;北伐と北学―近世朝鮮の対清認識;交隣と貿易―開港前後の海藻輸出;交隣と信義―通信から欽差へ)
第2部 交隣の高潮―プリズムの拡大(交隣の論理と中華―一八七四年「密咨」の衝撃;朝鮮の対日使節派遣―使節にみる交隣の変容;交隣と条約―「自由貿易」と商業税をめぐる日朝交渉)
第3部 交隣の運命―プリズムの葛藤(琉球の「兩屬」から朝鮮の「兩截」へ―「自為一國」をめぐる一考察;天津からみる朝鮮の「交隣」―事大における敵礼の模索)
事大と列強のはざまで―「大君主」の興亡
交隣とは、たんに日朝の善隣友好を示すものではない。朝貢一元体制の矛盾の露呈を防ぎ、各国の通交を成り立たせた朝鮮外交の意外な役割から東アジアの秩序体系を明らかにし、西洋の到来によるその解体過程も精細にとらえて、世界史的近代の日・朝・中・琉球の姿を映し出す。